そのリンクちょっと待った
SMS・LINE・メールで届いたリンクを、押す前にここに貼ってください。リンクだけでも、届いた文ごとでもかまいません。危険度を0〜100で出し、「開いて大丈夫そうです」「ちょっと待った」「開かないで」のどれかと、その理由を返します。無料・登録不要です。
結論:届いたリンクは、押す前に「名乗っている会社」と「行き先のドメイン」が合っているかを見ます。合っていなければ開かず、公式アプリやブックマークから確かめます。このチェックは、その見比べと詐欺の報告一覧の照合を代わりに行います。
判定のしかた
- 詐欺の報告一覧と照らし合わせる:フィッシングに使われたと報告されたサイト約5万件(Phishing.Database、毎日更新)と、日本でよく見られているサイト約7万件(Chrome UX Report の上位10万件から、誰でもページを置ける場所を除いたもの)。
- URLの書き方を点検する:amazon・rakuten・sagawa などの会社名を借りた別のドメイン、1文字だけ変えたつづり、日本の会社がまず使わない末尾(.top・.cn など)、「@」入り、番号だけ、暗号化なし(http)。短縮URLは、短縮サービスにだけ問い合わせて最後の行き先までたどります(受け取った人ごとに作られた短縮URLだと、問い合わせたことが送り主に伝わる場合があります)。
- AIが文の言い方も読む:「お荷物を持ち帰りました」「未払い」「本日中」のような、急がせる・不安にさせる言い方と行き先を合わせて、危険度とひとことの理由を出します。詐欺の報告一覧に載っていれば、AIが低く言っても危険度90以上にします。
どれくらい当たるか
同じ判定を、JPCERT/CCが公開した日本のフィッシングURL(2026年3〜5月の一覧)のうち、4〜5月の200件で試しました。「開いて大丈夫そうです」と出たものは0件、「開かないで」は31件で、残りの169件は「ちょっと待った」でした。日本でよく見られている正規のサイト100件では、97件が「開いて大丈夫そうです」、3件が「ちょっと待った」で、「開かないで」は0件でした。URLだけを渡した測定で、届いた文は使っていません。AIの答えは毎回少し変わるので、もう一度測ると数件ずれることがあります(SEADICE調べ、2026年10月)。
偽サイトの多くは「開かないで」ではなく「ちょっと待った」と出ます。「ちょっと待った」が出たら、開かずに公式アプリやブックマークから確かめてください。
| 貼ったもの | 結果 |
|---|---|
| 「お荷物を持ち帰りました」+ sagawa-exp.top のリンク | 開かないで(社名を借りた別のドメイン・日本の会社がまず使わない末尾・急がせる文) |
| 詐欺の報告一覧に載っているサイト | 開かないで(危険度90以上) |
| bit.ly などの短縮URL | 最後の行き先までたどって、行き先で判断 |
| https://www.amazon.co.jp/ | 開いて大丈夫そうです(公式ドメイン) |
このチェックにできないこと
- 「開いて大丈夫そうです」は安全の保証ではありません。作られたばかりの詐欺サイトを見逃すことがあります。
- 電話・訪問・SNSのやりとりそのものは判定しません。連絡の内容が不安なら この連絡、詐欺かも?チェック を使ってください。
- AIに聞ける回数には1日の上限があります。上限を超えたときは、一覧と書き方の点検だけで判断し、そのことを結果に書きます。このとき、日本でよく見られているサイト以外は「開いて大丈夫そうです」と出しません。
よくある質問
届いたSMSのリンクが本物か、どうやって確かめればいいですか?
リンクは押さずに、この欄に文ごと貼って確かめます。結果が「開いて大丈夫そうです」でも、ログインや支払いは、いつも使う公式アプリかブックマークから入るのが確実です。宅配・カード会社・携帯会社を名乗るSMSは、名乗った会社と行き先のドメインが合っているかが一番の手がかりです。
「開いて大丈夫そうです」と出たら安全ですか?
安全の保証ではありません。新しく作られたばかりの詐欺サイトは、どの一覧にもまだ載っていないことがあります。IDやカード番号を求められたら、届いたリンクからではなく公式アプリから入り直してください。
貼った文やURLはどこに送られますか?
確かめるURLと貼った文を、SEADICEの判定サーバー(Cloudflare)に送り、判定のためにAI(AnthropicのClaude)にも渡します。電話番号・メールアドレス・8けた以上の数字は、送る前にこのブラウザの中で伏せます。氏名・住所やURLの中の文字は伏せられないので、貼る前に消してください。判定サーバーは中身を保存せず、ログにも残しません。この画面にも履歴は残りません。「中身を見てくる」を押したときだけ、サーバーがリンク先のページを読みに行き、ドメインの登録日を公開の登録情報(RDAP)に問い合わせます。
リンクを開いてしまった・情報を入れてしまったときは?
パスワードを入れたなら、すぐ公式サイトや公式アプリからパスワードを変え、同じパスワードを使っているほかのサービスも変えます。カード番号を入れたなら、カード会社に連絡して止めてもらいます。迷ったら警察相談専用電話 #9110 か消費者ホットライン 188 に相談してください。
「中身を見てくる」とは何ですか?
SEADICEのサーバーが代わりにリンク先のページを文字だけ読み、どんなサイトか、パスワードやカード番号の入力欄があるか、いつ作られたドメインかをAIがまとめます。あなたの端末ではページを開きません。ボタンを押したときだけ読みに行きます(読みに行くと、相手のサーバーには誰かが開いたことが伝わるためです)。
ほかの防犯ツール
出典
- JPCERT/CC「フィッシングURL」一覧(2026年3〜5月) https://github.com/JPCERTCC/phishurl-list
- Phishing.Database(MIT License) https://github.com/Phishing-Database/Phishing.Database
- Chrome UX Report(Google、CC BY-SA 4.0)の上位サイト一覧 https://github.com/zakird/crux-top-lists
- 手口の解説と数字の出典は、フィッシングは年245万件 と そのQRコード、本物ですか の末尾にあります。