AI時代の防犯

安すぎる通販サイトは偽物かもしれない。悪質通販サイトの見分け方7つ

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Processing credit card terminal with a visa card inserted, in Laos. Picture made by the focus stacking technique from 4 images (Helicon focu
Photo: Basile Morin / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
AIによる調査公開された研究と公的統計をAIが調べて整理しました(防犯グッズ・商品の紹介はしていません。出典は末尾)。

品切れの人気商品が、なぜか格安で売られている。注文してお金を振り込んだのに、商品が届かず、連絡もとれない。こうした悪質な通販サイトの被害が続いています。2026年には、フリマサイトの画像や文言を流用した新しい偽サイトも確認されました。

3行でわかる

  1. 国民生活センターは2026年6月、フリマサイトの画像や文言を流用した悪質通販サイトや、スマホ決済の「送る」機能で個人に支払わせる手口に注意を呼びかけた。
  2. 研究者が実際の利用者が訪れた76万以上の通販サイトを分析したところ、約10%が詐欺サイトで、7か月間に計630万回の訪問があった。
  3. 警察庁に寄せられる偽サイトのURL情報の件数は、右肩上がりに増えている。

01犯罪者側から見ると何が起きているか

偽サイトをつくる側は、「安い」「ここにしかない」という気持ちを利用し、確かめる前に支払わせようとします。

悪質通販サイトは、市場ではめったに手に入らない商品を、通常より安い価格で並べます。急いで買いたい気持ちにさせることで、サイトをよく確かめる時間を奪います。

最近は、フリマサイトなど他のサイトの画像や文言を流用し、本物らしく見せるサイトもあります。返金を口実に、LINEなどのSNSでのやり取りに誘う手口も報告されています。

02研究と統計でわかっていること

偽の通販サイトは珍しいものではなく、多くの人が実際に訪れています。警察に寄せられる情報も増え続けています。

約10%利用者が訪れた76万超の通販サイトのうち詐欺サイトの割合
630万回詐欺サイトへの訪問数(7か月間)
右肩上がり警察庁に寄せられる偽サイト等のURL情報の件数(2025年)

国民生活センター(2026年)[1]

海外にあるとみられる通販サイトで「注文した商品が届かず、事業者と連絡がとれない」という相談が寄せられている。新たな手口として、フリマサイト等の画像や文言の流用、スマホ決済の「送る」機能で個人のアカウントに支払わせる手口を挙げた。返金手続きを理由にSNSでのやり取りを求められても、決して応じないよう呼びかけている。

対象: 越境消費者センターに寄せられた相談 / 限界: 相談にもとづく注意喚起。

Kotziasら(2023)[2]

セキュリティ企業の研究者による査読付き論文。実際の利用者が訪れた76万以上の通販サイトを分析し、約10%を詐欺サイトと判定した。詐欺サイトには7か月間で計630万回の訪問があった。

対象: 利用者が実際に訪れた通販サイト / 限界: 1社の製品の利用者データにもとづく。

警察庁(2025年)[3]

ネットショッピングに関する詐欺や偽ブランド品の販売を目的とするサイトの被害が多発している。警察庁は偽サイトのURL情報を集約しており、その件数は右肩上がりに増えている。

対象: 警察庁に報告された偽サイト等の情報 / 限界: 被害額などの具体的な数値は示されていない。

03お金をかけずに今日からできること

注文する前に、国民生活センターが挙げる7つのサインを確かめます。1つでも当てはまれば、買うのをやめます。

1

価格と品ぞろえを疑う

市場で品薄の商品が手に入る、価格が通常よりかなり安い、という場合は特に注意します。

所要 1分

2

支払い方法と振込先を見る

支払いが銀行振込のみやスマホ決済のみに限られている、振込先の口座の名義が個人名、という場合は注文しません。

所要 1分

3

事業者の情報と日本語を確かめる

事業者の名前・住所・電話番号がはっきり書かれているか、キャンセルや返品のルールがあるか、日本語が不自然でないかを確かめます。

所要 3分

04習慣にするコツ

「安い」と思った瞬間を、確かめる合図にすることです。急がせるサイトほど、一呼吸おく価値があります。

05よくある質問

悪質な通販サイトの見分け方は

価格が安すぎる、支払いが銀行振込のみ、振込先が個人名、事業者の住所や電話番号がない、返品のルールがない、日本語が不自然、といった点がサインです。

偽の通販サイトはどれくらいありますか

ある研究では、利用者が実際に訪れた76万以上の通販サイトのうち約10%が詐欺サイトでした。

お金を振り込んでしまったらどうすればいいですか

すぐに振込先の金融機関と警察に連絡し、消費者ホットライン(188)にも相談してください。

出典

  1. 国民生活センター. 「悪質通販サイトにご注意ください-フリマサイトの画像や文言を流用したサイトも!-」(2026年6月17日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260617_1.html
  2. Kotzias, P., Roundy, K., Pachilakis, M., Sánchez-Rola, I., & Bilge, L. (2023). Scamdog Millionaire: Detecting E-commerce Scams in the Wild. Proceedings of ACSAC 2023, 29-43. https://doi.org/10.1145/3627106.3627184
  3. 警察庁. 「令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(2026年3月). https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R7/R07_cyber_jousei.pdf